何か自分に良いことがあった時、まるで自分のことのように喜んでもらえると本当に嬉しい。
喜びが倍増する。
誰かに何か良いことがあった時、もちろん日本でもこのように本人以外の誰かが一緒に喜ぶ姿が見られるが、海外の人たちのそれは喜びの度合いが非常に強い。
先日も、本当にちょっとしたこと(もう何だったか覚えていない)に大きなリアクションをもらいとてもうれしかった。
私もぜひ友達のフランス人にこんな喜びを味わってもらいたいと思い、そのための表現をメモしている。
こんなとき、日本語では「やったね!」とか、「良かったね」と声をかけると思うが、フランス語では、
Je suis content pour toi!
と言うらしい。
être content は、「満足した」と訳されることもあるが、ここでは「うれしい」という意味で使われている。
日本語では、出来事に対する感想を客観的な表現で伝えることが多いが、英語やフランス語では自分の感想を伝えることが多いようだ。
いわゆる、「I(アイ)メッセージ」である。
「あなたがに良いことがあり、私はうれしい!」
…日本語にすると、やや恥ずかしさを感じる。。
それくらい愛情や思いやりを感じる。
もちろん日本的な共感の言葉も私は好きだ。
「(あなたにとって)良かったね!」
「(あなたの)今後が楽しみだね!」
と、相手の立場に立って喜びを分かち合うことも十分素敵だ。
日本的な奥ゆかしさも大事にしつつ、愛にあふれた豊かな感情表現を身につけていきたい。